今週完成した指輪のお話を書きたいと思います。俄の指輪の中に「ビオス」というシリーズがあります。
ギリシャ語で人生という意味のビオスです。
個性的で、存在が頼もしく、人生を謳歌してほしいという想いがデザインに現されています。
写真のビオスを個人的に「悠久」と名づけていたりするのですが、
指輪の中央を走る道のようなラインは、登ったり下ったり、狭まったり広がったり、
曲がりくねった場所もあればなだらかに広がる、素晴しい未来を感じさせる場所もあり、
本当に人生の道を感じさせてくれる作品です。

この作品に運命を感じて選んでくださったのが慎吾さんと紗希さんです。

こだわり派のお二人は、まさかこんな指輪に出会えるとは思わず、
最初は自分たちの感性をフルオーダーメイドで表現したかったそうです。
それがこの作品と出会ってしまって、色んなデザインをイメージするたびに、
このデザインが頭を離れなかったそうで、
また、人生の道をテーマにしているところがお二人のお気持ちと一致。そしてこの悠久が完成しました。
もちろん、テーマや好みが一致しても、一生を共にする指輪ですから
フィット感から丈夫さ、お二人の手との相性までしっかりと、一緒に確認させていただきました。
それがパーフェクトにベストだったからこそおススメも出来たのでした。
心に響く指輪との巡り会いがポイントだったと思います。
また、ご縁を感じたのが、お勤め先が私の父や祖母が他界するまで
お世話になっていた病院・施設さんの先生だったことです。
医療関係の皆様には本当にお世話になっているだけに、
こんな形でご恩をお返しすることが出来たことに本当に感謝してしまいます。
他の皆さんとも多分、、どこかで何かの形でお世話になっているはず。
ジュエリーのお仕事は皆さんへの恩返しになっているかも知れないと感じる今日でした。
奇しくもおふたりの合言葉が「お互いさま」だそうで、俄の隠れテーマ「人と我はお互いさま」と同じだったり、
私の一番共感する言葉だったり、やっぱり不思議な一日でした。
中津川のご出身のふたりの、もう一つの好きな場所が関だそうです。第二の故郷のような街に、
里帰りの場所が出来たのも嬉しいと、本当に胸が熱くなるお言葉までいただいて。。。
ありがとうございました。
お二人もどうぞますますのお幸せを育んでくださいね。
そして、お礼の言葉を記しきれずにいる沢山のカップルさん、やっぱりお幸せを祈っています。
岐阜県の俄の結婚指輪・婚約指輪正規取扱店の吉田昇太郎から感謝を込めて。