2010年 06月 14日
sham(似て非なるもの)について 結婚指輪を販売している皆さんはどう思いますか?
私たちが大好きな俄の指輪、少し前から類似品や複製品が増えてしまっています。
中には俄の販売店でありながら、そういう類の指輪をカップルさんに売り込んむことまであると聞きます。(実際に名古屋市と岐阜市であったことです。が、そのお店さんは消滅してしまいました)。お客様の依頼でも複製品の製作はお客様に違法行為をさせているわけです。職人さんにもこのことを軽く思わないでいただきたいのです。
日本には「似て非なるもの」という言葉があります。英語なら「sham」です。
もし、偽りの指輪を販売していたら、お客さまはいつか必ず気がつかれます。
それ以前に私たちは、結婚の指輪という純粋なお品に対して真摯に関わることを忘れてはいけないと思うのです。
ところで今日の写真は俄の指輪を拡大したものです。


以前、単衣の写真を拡大して紹介したところ、カップルさんがすごく参考になったとのことでした。
情報誌やサイトの指輪の写真を拡大して、細部の美しさまでご覧になるお客さまがいてくださって、うれしいことですね。
フォルムに写る鏡面、表情を作るラインの美しさに惚れ惚れしてしまう、小粒のダイヤを留める爪にはバリひとつ見えません。
指輪を見つめているだけで幸せを感じる、お互いを大切にしたい思いが込み上げてくると、お客さまの心には本物を手にすることで幸せが溢れています。
俄のスタッフのみなさん、真摯な気持ちはお客さまにはちゃんと届いていますよ。
結婚指輪を販売する私たちは、自社の都合でお客さまのお幸せを壊さないように心がけたいものです。
岐阜県の俄の結婚指輪・婚約指輪正規取扱店の吉田昇太郎から感謝を込めて