2010年 06月 09日
人気ブランドとダイヤモンドに見る日本の美「白銀比」
白銀比の美は日本庭園や、節分の豆を入れる枡に、身近なものならバッグです。ヴィトンのダミエ柄のルーツは日本の着物の市松模様。日本人が好む筈ですね。
ダイヤモンドの一部を正方形に磨き上げること。テーブルという大きな真正面を正方形にすることは至難の業でした。昔のダイヤにはテーブルが四角いものも存在しますが、それではダイヤの中をスパークする光は100%返ってきません。100%が当たり前になった現代のダイヤ。その上で白銀比が輝くのが俄です。
そしてこの白銀比の面は1つでなくて2つ。誠実な男女の心がそこにありピッタリ重なる感じです。人がいて初めて私(我)の存在が輝く。ブランドの名前に、お客様や作品に対する誠実さを感じてしまいます。