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俄の結婚&婚約指輪の1級ジュエリーコーディネーターが綴る『みんなの指輪物語』41都道府県からの来訪に感謝を込めて。

「暁(あかつき)」の物語~21世紀を代表する新しいエンゲージリング~俄の婚約指輪のエピソード

今日の婚約指輪「暁(あかつき)」

ダイアモンドを昇る太陽に見立てた、二人の新たな幸せの始まりを想わせる、朝の情景です。

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一粒のダイアモンドを最高に引き立てるデザインをソリテールと言います。
ポピューラーなスタイルは、6本の爪でダイアモンドを留めた立爪リングで、
20世紀の始まりにティファニーがデザインして広まりました。

一方、暁には爪がありません。
21世紀を迎えて、新時代のスタンダードとして、
ダイアモンドを抱きしめるように留める「ハグセッティング」が
当時のデビアスによりデザインされ、
世界中に元画デザインを提供して製作されるようになりました。

少しだけ辛口なお話をしますと、
立爪セッティングは背が高く、爪が引っ掛り、使いづらいという弱点があります。
ですが、指輪の材質が弱く、簡単に変形してしまう時代には、
それでもダイアモンドが外れることなく守られる、理想的な構造でした。

このハグセッティングは、ダイアモンドを留めるための難易度が高く、
硬いとは言え左右からの力には割れてしまうこともあるダイアモンドですので
職人によっては最後まで留めきれず、ダイアモンドがグラついて仕上がっていることも。
また、サイズ直しも難しく、縮めてしまうとダイアモンドが外れやすくなったりするため、
今でものスタイルを完璧に製作した指輪は希少です。

そして暁は、このスタイルを進化させ、
俄だからのクオリティーと丈夫さで、究極の婚約指輪となりました。
一生ものだからこそ、選んだ婚約指輪の正解・不正解は、5年後10年後に回答が出ます。
今だけの損得でなく、将来まで役立つための指輪製作に研鑽し続ける俄には、
選べた二人だけが知る未来を約束してくれます。

人」と「我」で「俄」と書いて「にわか」と読む京都ブランドの指輪には
選んだ二人が一つになれる物語が宿ります。
そして物語の続きは、お二人で仲良く育んで下さいね。

岐阜県の俄の結婚指輪・婚約指輪正規取扱店の吉田昇太郎から感謝を込めて



俄の婚約指輪・結婚指輪の数々をご紹介→情報サイト「レッツぎふ」の「婚約指輪について」のページへ

今日の作品「暁」が紹介されています(情景の動画にも注目です)→婚約指輪・暁のページへ


by diarise | 2012-06-11 14:54 | |婚約指輪(エンゲージ)の物語|