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俄の結婚&婚約指輪の1級ジュエリーコーディネーターが綴る『みんなの指輪物語』41都道府県からの来訪に感謝を込めて。

クイズ・三択です!「ダイヤモンドの研磨職人を何と呼ぶでしょう!?」

1、カッター 2、クラフトマン 3、ブリーダー(答えは最後に)
私がダイやモンドの虜になる出来事が今から10年前の12月にありました。
この年、過去に類がない新構想のカットのダイヤモンド「ブリリアントローズ」が誕生したのです。開発したのはシャクター&ナムダー社(当時ダイヤモンド研磨の世界トップ3の1社)。
社長のアブラハム・ナムダーさんが世界中にこのニュースを発信、友人の巽良友さんの努力で日本が世界初の販売国になったのです。
そのナムダーさんが日本に来日したときのこと私は直接お話を伺えました。このダイヤ開発の構想には1年をかけ、実現には5000人時間がかかり、当時のナムダー社500人の職人さんのトップチーム50人だけがこのカットを手がける、というシークレットな話から、ダイヤモンドの本質、輝きの楽しみ方まで、業界人も目からウロコの体験ができたことを思い出します。私はダイヤモンドの虜になりました。
クイズ・三択です!「ダイヤモンドの研磨職人を何と呼ぶでしょう!?」_f0118568_160533.jpg
この時ナムダーさんが「このダイヤのカットを命名をしたのはわが社のチーフブリーダーのジェロームだ」と言ったのです。ブリーダーは育てる人のはず??と私は質問しました。答えは「ダイヤは職人が原石と会話するように磨き上げるんだよ。原石の良さを引き出すように大粒に育てなければならない。無理なダイエットをさせてはいけない(磨きすぎはいけない)んだ。」と聞いたのです。
ダイヤモンドは育てるように磨かれる・・・私のダイヤモンド観がまったく変わった瞬間でした。
そして答えは・・・「ブリーダー」でした
by diarise | 2008-12-30 20:03 | |ダイアモンドの新知識|