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岐阜県岐阜市近郊関市の結婚指輪・婚約指輪店から、日本随一のブランドに育った「俄」と27都府県から集った皆さんを紹介する『みんなの指輪物語』~1級ジュエリーコーディネーター吉田昇太郎が感謝で綴ります~

カテゴリ:|ダイアモンドの新知識|( 18 )

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http://www.niwaka.com/diamond/index.html←こちらからご覧いただけます。

ジュエリーのお仕事が天職だと予感させてくれた出来事。
最初は御木本幸吉翁の右腕でいらした久田さん、福山さん、中込さんから学ばせていただいた真珠。
そして巽良友さんからご縁をいただいたナムダーさんのダイヤモンド。
日本の文化と美意識をジュエリーで表現した青木さんの作品、世界で通用した俄の指輪たち。
ジュエリー製作の真髄を肌で感じた塩島さん、猪瀬さん、高橋さん、廣海さんの技能。
ジュエリーの楽しさの可能性を教わった今出さん。
私の好きなジュエリーに感動と共感をいただいたお客さま、ご縁のあった全てのみなさま。
ここ数年は華道家の仮屋崎先生に師事し、お手伝いの機会をいただくことで、心の眼で本物を嗅ぎ分けられるようになれたら、と夢を抱いています。

例えばダイヤモンドという宝石は、その特性を人間が引き出すことで、どんどん進化して、20世紀の研磨職人が見たら驚くような美しさが生まれています。
これまで、このダイヤモンドを選んでいただいた皆さんに、ぜひご覧いただきたいムービーです。
by diarise | 2012-01-28 21:43 | |ダイアモンドの新知識|

指輪の楽しみ方のひとつに「ルーペ」で拡大して観察する方法があります。
特に面白いのが宝石を留める「爪」です。
ぜひ右の画像をクリックしてみて下さい(さらに大きく見ることができます)。f0118568_20172121.jpgf0118568_20174416.jpg










拡大したとき、
この指輪の爪って、とってもキレイだと思いませんか?
イメージするならネイルケアしたての女性の爪です。
美しい爪はストッキングを引っ掛けませんよね。
婚約の指輪がタンスの肥しになってしまう原因になる指輪の爪。
ささくれ立っていたり、バリが出ていたら悲しくなります。
宝石店には拡大ルーペが必ず置いてあります。
ぜひ借りて覗いて見てください。
極限の仕上げにクラフトマンの真心を感じてしまうかも知れませんよ。
by diarise | 2010-11-17 20:30 | |ダイアモンドの新知識|

11月11日はジュエリーの日です。
宝石の重さの単位・1カラットが0.2グラムだと決まった日にちなんで制定されました。
この、カラットはダイヤモンドの代名詞といえますが
素人の頃、ダイヤモンドの魅力がまったく理解できなかった私です。(恥)
どれを見ても同じに見えて、ギラギラの輝きが苦手でした。
あの頃、この俄カットのダイヤモンドがあったなら・・・
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日本の美にこだわる俄さん。ついにダイヤモンドの輝きにまで日本の美を表現させました。
清清しさが魅力です。そして出現数は世界中で月間200粒もありません。
これを贈られる花嫁さんにお伝えしたい事実です。
by diarise | 2010-11-11 16:52 | |ダイアモンドの新知識|

f0118568_19283562.jpg人類がダイヤモンドに理想を求め生まれた模様。それが写真のハートとアロー(矢)です。

屈折率の高さという特性は、ダイヤに進入する光を一つも逃さず輝かせたい衝動を生みました。完璧な輝きはダイヤを磨いて生まれる58個の面を正確に揃えることで完成します。

副産物としてロマンチックな模様が現れました(特別なスコープで見えます)。生みの親は発明家の山下金作さん。特許の期間が終わった途端「ハート&アロー」は一人歩きを始めます。あたかも自社が開発したように「ハート&キュービット」「ラビングハート」「アポロン8」・・・。ハート&アローの理論を用いたカットのダイヤが次々登場しています。ダイヤにしてみれば美しく輝きたいだけなのに、迷惑な話かもしれませんね。

俄ダイアモンドにもこの模様は現れます。和風に進化させた時「心と心」が輝くようなに輝くダイヤが出来ました。本当に感動でした。
by diarise | 2010-11-08 15:42 | |ダイアモンドの新知識|

f0118568_19133836.jpg婚約指輪がタンスの肥やしになっていた時代がありました。給料三か月分とコマーシャルされ、どの指輪もほぼ同じデザインで、大きさが競われていた20世紀後半のことです。

「ダイヤが引っかかる気がする…」「使う場所に困る…」と、困ったことにお母さんたちは婚約指輪を仕舞い込んでしまいました。

昭和は平成に変わり、21世紀になり、日本の婚約指輪は新しい時代を2度迎えます。
1914年に完成したダイヤの理想形「アイデアルカット(現在のエクセレントカット)」はこの100年で進化を遂げます。
そして誕生したのが「俄カット」のダイアです。特徴は図のとおり、同じサイズのダイヤなのに大きな輝きとなることです。ダイヤの中がよく見えるため、ビューティーグレードの優れた原石のみが磨かれます。

実際のサイズより大きく見えますが、指輪にすると背が低くなっておしゃれ。何より使いやすいと選んだ花嫁さんに喜ばれています。
by diarise | 2010-11-07 14:32 | |ダイアモンドの新知識|

「台なし」という言葉があります。
これを婚約指輪で例えると、ダイヤモンドがどれだけ良くても、指輪のデザイン・花嫁とのバランスが悪いと良さが活かされないということです。
好みのデザインは人それぞれですし、指の太さ・表情もみんな違いますよね。
日本人女性の薬指サイズは平均12号だそうです。大粒ダイヤが似合う指は人差し指や中指になりますし、それより細い薬指への婚約指輪は大きすぎない一粒を選ぶのも悪くないと思いますよ。

ダイヤのサイズはカラットで表記されますが、下の指輪は4作品とも、ほぼ同じサイズのダイヤを中央に輝かせています。それなの、デザインによって大きさが違う感じがすると思います。
指のサイズだけじゃなく、デザインの違いでもダイヤの見栄えは変わるんですね。
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ところで、日本には昔から「真・善・美」という意識があります。
真の愛は調和から生れるという意味を含むそうです。
結婚のときの男女のことのようですね。男女を結ぶ愛の証がブライダルリング。
お二人も真の愛が輝く指輪で素敵なご夫婦になれたらいいですよね!
by diarise | 2010-07-25 12:35 | |ダイアモンドの新知識|

f0118568_1843738.jpg昨年末にダイヤモンドを選んでいただいた男性のみなさんに感動のエピソードを伺いました。

それはサプライズの婚約指輪が愛する女性に贈られたときのこと。
まさかの出来事に彼女さんは涙で答えてくれたそうです。

←写真はダイヤの原石の中でも最も純粋で稀少で美しくなるタイプ

ダイヤモンドは宝石や鉱物の中で一番純粋な結晶です。
地球の誕生の頃、地中の150km奥で炭素が固まり、マグマが音速を超えるスピードで噴出することで透明に固まります。(速度が遅いると石炭になってしまいます。)
先日もTV番組で特集されていました。コチラがTV朝日の番組のバックナンバー→http://www.tv-asahi.co.jp/miracle-earth/backnumber/20100207/index.html

世界一純粋な気持ちで贈られたダイヤモンドに感激されて溢れた涙は、宝石のように美しかったのだと思いました。いいえ、どんな宝石よりも美しかったでしょう。地面に落ちた涙は地球の中に戻ってダイヤモンドになるのかもしれませんね。ダイヤモンドの元になっている炭素は人間の元ですし、ダイヤモンドと人は同じ地球の仲間なのですから。
by diarise | 2010-07-10 22:52 | |ダイアモンドの新知識|

1996年に誕生したブリリアントローズダイヤモンドは、当初小粒のダイヤモンドも手に張りましたが、現在は海外での大粒ダイヤのリクエストが多く、小粒で最上質のものは数が減っています。
その上、紫外線で美しい青さに変身する素材はほとんど無くなってしまって。
オーダーして1年待って、やっと入荷したこの一粒。(ダイヤの撮影はアクオス携帯でも困難ですね)
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写真では表現できない感動的な美しさ。これを手にする花嫁はどんなに幸せなことだろう。。。
大切に販売したいと思います。

そして、ダイヤモンドの鑑定体験教室を再開しました。
ご予約いただけば、定員4名まで(最小開催人数1名から)受け付けます。
7月は毎週水曜日の午前中を予定しています。

店頭で宝石鑑定用の顕微鏡を覗いていただきながら、ダイヤモンドの失敗しない選び方をお伝えしています!
by diarise | 2010-06-30 00:13 | |ダイアモンドの新知識|

みなさんはダイヤモンドを初めて見たのはいつでしたか?
その時のことを憶えていますか?
CMや広告、写真で見たときではなく生で見た時のことですよ。

私はと言うと・・・はっきり憶えていません。
ジュエラーになるまでは何を見ても一緒でした。(興味も無かったと言うのが本音です。)
それが今ではダイヤのプロと呼ばれるようになってしまい。。。人生ってわからないものですね。
こうなったきっかけは世界で指折りの研磨職人を育てるアブラハム・ナムダーさんのダイヤを知ってからでした。

f0118568_14551710.jpg左の写真はダイヤの原石です。
このような正八面体の原石は極々わずか。本来なら見つけるのは至難です。
今は大規模に採掘するので簡単に手に入る感じですが、出てくるほとんどの原石は変形しています。
正八面体でも、こんな透明は稀少で、私が一人で採掘したら、これ一粒見つけるのに何十年かかることか…。
そしてダイヤは原石のままではみんなが知ってる輝き方はしないのです。f0118568_169929.jpg

ダイヤは人の手で磨かれ初めて輝くようになります。
研磨職人が一粒一粒を大切に磨き上げます。原石の形は様々ですのでその個性を生かします。あるダイヤは雫形に、またあるダイヤは花嫁が憧れる真円形にと。熟練の職人さんはブリーダーと呼ばれます。わが子を育てる心でベストな形に磨くのです。だけど妥協は許さない、厳しさも愛情だと。ダイヤの輝きは心の輝きみたいです。

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ダイヤは形によって輝き方が変ります。
これはダイヤに入る光線を結晶が屈折させるからで、ダイヤの形を屈折の角度(屈折率)に合わせて理想的に整えると、ダイヤに入る光は表面から裏面へ、再び表面へと光を逃すことなくに輝かせることができます。
そして理想の形に磨けたとき、ダイヤの内部にハートとアローのマークが出現するわけです。
輝きが100%になったとき、ダイヤの中に偶然の愛が生まれたと言えるでしょう。

f0118568_1816891.jpg理想のカットの副産物はハートとアローのほかにブリリアントローズという模様を咲かせたりします。
このダイヤモンドがナムダーさん家の世界特許の輝き。
真円形のダイヤに入る光の数をカットの面数で見たとき上部が33面/下部は25面という矛盾を解決したこのダイヤは33面から入る光線を33の下面で受止めます。
そして光は必ず中心軸を通り数を減らざず輝きます。
虫眼鏡で光を1点に集めるみたいに愛を燃やしそうなダイヤです。f0118568_20102921.jpg

ダイヤのいろいろな表情・・・ハートやアローはスコープを使わないと見えませんが、肉眼ならダイヤの中央の大きな面を見てください。
ここをテーブル面と呼ばび、形や広さが1粒ごと微妙に違います。
テーブル面の状態はカット品質の評価対象になっています。
またこの面の形は輝きに影響を与えます。
例えばテーブル面が2つの正方形が重なったカットは輝きの表情が清楚で力強くなります。
ですが、これを完成させることは容易でなく数も少なく貴重なダイヤ、しかも諸刃の剣なんです。
ダイヤの中味が大きく丸見えになるため、内包物(インクルージョン)まで丸見えです。
中味を明確に見せてしまう特徴は俄ダイヤモンド、ブリリアントローズダイヤモンドの共通点と言えます。
内包物がフェザー(ひび割れ状インクルージョン)だったり、カーボン(ダークインクルージョン)だったりすると
一般的なトリプルエクセレントカットや多面体カット、変型カットのように輝きでカバーすることはできません。
人間性を見るような、素肌を感じるような、心の眼に問いかける輝きを感じます。

f0118568_0133916.jpgさて写真がいきなりダイヤじゃなくなりました。貼り間違い?いえいえ。じゃあなぜ日本庭園と枡??お伝えしたかったのはこの二つの共通点。どちらも真角。この正方形の縦と横の比率1:1の美しさを「白銀比」といいます。これは日本の伝統的な美の基準です。(これが西洋的なら「黄金比率」、テレビの画面の縦と横の比率の元です)f0118568_21424849.jpg

この「白銀比」に着目して、カットしたダイヤが登場しました。その名を「俄ダイアモンド」言います。ヤ じゃなくて ア なのはこちらが正式名称だから。ダイヤモンドとの表記に慣れてしまった日本人ですがこれは俗称なのです。それはさておき、この白銀比のダイヤは本当に上品。世界中が憧れる日本女性の奥ゆかしさが嫌味のない輝き・・・という感じです。何でも贈る愛の素直さ、正直さ、真面目さ、謙虚さを2つの正方形に託して表現している宝石なのです。f0118568_2265912.jpg

最後はこちら、普段は透明なダイヤが紫外線を浴びたとき・・・一瞬でブルーに!?その瞬間がこの写真で、息を飲むほど感動的。南アフリカ産の個性的なダイヤです。日焼けするくらい熱い愛の視線を送ったら・・・色が変わったら素敵ですね。知らないうちはどれも同じに見えるダイヤですが、実はこんなに楽しさが隠れているのです。みなさんも、いざと言う時には私の所へこの感動を味わいに来てくださいね!

俄カット、ブリリアントローズカット、ストロングブルー、、、
世界に通じる美しい宝石は本来稀少で、大量には流通しません。
巡り合えただからお二人はとっても幸運で、幸せになれるのでしょうね!
by diarise | 2010-06-29 15:29 | |ダイアモンドの新知識|

f0118568_16344374.jpgダイヤモンドの絶対的な特徴と言えば「世界一純粋で硬い」こと。

ダイヤも鉱物のひとつです。道端の石と比べ透明なのは、不純物が含まれず、高熱と高圧力で結晶となるから。地球上で最も純粋な存在なのですね。男女の「愛してる」という気持ちと同じみたいです。

世界一硬いのは結晶の密度に関係します。表面を拡大しても結晶の隙間が詰まって、結びつきの強さは男女の信頼関係と同じだと思えてしまいます。他人が入る隙間がありません。

このダイヤモンドをパーフェクトに磨ける人間の力も凄いと思います。ある意味で俄カット(白銀比)の輝きが完成したのは奇跡です。そして完成率は80%と推測できます。5粒に1粒は通常のトリプルエクセレントまでしか磨ききれないのですね。
by diarise | 2010-06-12 18:48 | |ダイアモンドの新知識|